マコモタケ

福井 丹生郡  日本一の マコモ農家  小百姓 司辻校一さん

マコモタケは、イネ科の多年草のマコモの根元にできる肥大した茎の部分。シャキシャキとした食感がタケノコに似ていることから「秋のタケノコ」とも呼ばれる。甘みがあり、食物繊維が豊富なのが特徴。日本では古く「万葉集」や「古事記」に登場し、「神の宿る草」と呼ばれてきました。出雲大社では、マコモでしめ飾りを編み、神田明神などでは、マコモで編んだ茅の輪をくぐる夏越の祓が行われます。また、お釈迦様はマコモでムシロを編み病人の治療をしたともいわれています。 菰(むしろ)は今は稲わらで編むことが 一般的ですが、マコモで編むムシロが 真のムシロであることから、 真菰といわれるそうです。

園では毎年マコモ茸を使った献立が出てきます。